当社には、知り合いの紹介で入社しました。面接を受けたとき、こぢんまりとした会社で面接官も気さくだったことから「アットホームでいい会社なんだろうな」と思いました。

前職とは違う業界への転職でしたが、全く関係のない仕事をしたいと考えていたので、不安はなかったですね。

入社した頃、上司に「提案するときは患者さんのことを一番に考えるといいよ。患者さんが良くなる器械や材料を自分の目で見極めて、『これがいいですよ！』と熱意をもって得意先に提案するのがベストだよ」と教えてもらいました。

「そうすることで先生の病院の患者さんが増えて、先生が使う材料が増えて、結果的に自分たちに戻ってくるよ」と。

その教えを、今でもずっと守っています。

基本的にはルートセールスとして、固定の得意先を回り、注文いただいた商品を納品しています。新しい商品や材料のご提案、過去に納品した器械のメンテナンスなども行っています。信頼して、色々と任せていただいている感じですね。

心がけているのは、ひと言ふた言でもいいから話をすることです。

声かけやちょっとしたアイデアのご提案ではなく、雑談でもかまいません。雑談ができるような間柄になると、雑談の中で「そういえば！」とお困りごとや仕事のご依頼をいただけることもあるんですよ。

入社して1年目。右も左も分からない状態でひたすら勉強しながら一生懸命に営業をしていると、先生が「一生懸命がんばってくれているから買ってあげるよ」と何百万円もする大きな器械を買ってくれました。

はじめてでしたし、お出しした見積りを見て「じゃあ、これで」とすぐにご注文くださったので、とてもうれしかったです。

この仕事は地域医療の一端を担う仕事です。先生から相談を受けて提案した商品がすごくフィットした場合、「良かったよ、ありがとう」と喜ばれます。いい材料、いい器械、いい治療方法を提供できた場合は、「患者さんが喜んでいたよ」とお礼を言われることもあります。

自分たちががんばることで先生方のお役に立てることはもちろん、ひいては患者さんのお口の中の健康を保つお手伝いができる、やりがいのある仕事です。

仕事をしていると【器械が故障した】【スタッフさんのミスで必要な材料が手元になく治療が止まってしまいそう】など、緊急性の高い事案に遭遇することが多々あります。

そういうときは、訪問予定だった他の先生に「ごめんなさい、今日はちょっと行けません」とお断りして、会社に戻るなり、仲のいい先生に商品を借りるなりして急いで対応します。器械の調子が悪い場合は、飛んで行って直します。

先生方が大変なときに迅速に対応すると信頼関係が築けますし、感謝もされます。こういうことの積み重ねが、信頼を得ることにつながります。

今後も得意先に対して誠実に対応し、「助かっているよ」と感謝される状況を続けていきたいと思います。

最初は覚えることや身につけるべき知識が多くあります。新しいものを覚えたり、新しい仕事ができるようになったりすることが楽しいと思える方は、この仕事に向いていると思います。

新たな器材や商品がどんどん出てくるので、ベテランの僕らでも知らないことはいくらでもあります。キリがないといえばキリがなく、全部覚えるのは無理なので、入ってきた情報の中から必要なものを取捨選択して、身につけて利用していくことが大切です。

分からないことがあれば商品に詳しいメーカーの人や先輩に聞き、その都度身につけていきましょう。困ったことがあれば助けられると思うので、何でも聞いてください。

当社は和気あいあいとしており、あまり厳しいことを言う人はいません。「みんなでやっていこう」という感じなので、働きやすいと思いますよ。

得意先からも評価されて、やりがいのある仕事です。興味があれば、ぜひ飛び込んできてください。お待ちしています！